懐かしいような安心するような表情を家の近くで見た。でもそんな表情を見せてくれる子なんてここら辺にはいなかった。気のせいだった。一瞬だけ触れたところをすてきだとか好きだとか思ってくれればそれだけでいい写真と一緒だな〜交わったところだけでいい…

話を聞いてくれる子が好きなだけだ

物に思い出が反映されるのは嫌いだ

誰かに会ってから帰りたくなった。ぼんやりと働いてぼんやりと1日を過ごした。誰かと一緒に映画をみたかった。ホームに来た電車が埼京線だったら、誘おうと思う人がいた。でも湘南新宿ラインが来た。一本で帰れるのでそうする。明日は朝から遠くに行かなきゃ…

前を歩いていた男の人がマフラーを落とした近くにいたサラリーマンは無視して通り過ぎてていったそのマフラーを拾ってあげたらなんてことない、皮膚がカサカサのお兄さんだった。かっこよくなかったし、すてきでもなかったけどあのひとにとってここから何か…