皆まで書けないことを、中途半端に匂わせるような文章は書かない。
全部言えないのなら、言う必要なんて大してない。
やっぱりこうして時間をたくさん過ごしていくと、いろんなことが明らかになっていく。やっぱり。
自分の予想ができないことが起こった時にあきらめると言う選択肢が浮かんでくる。
焦燥と、安堵が一気に押し寄せるこの感覚に名前はつかない。
傷がつくのもたまにだと、なんだか悪くないかなと思う。
ただ、気持ちをピンと張っておかないと、あっという間にダメになってしまう気がする。
そろそろ帰りたい。
なんだかそれはトーキョーでも、サイタマでもオキナワでも家でもうちでもどこでもない場所で、やはり"ここ"なのだなと少しわかった。
別に感傷的になっているわけでも悲しいわけでもなくて、明日になれば大切にしたいことはすぐ変わってしまうから、今はもうすこしだけこういう風にしておかなくてはいけない気がする。