こんな遅くに実家に帰ってきた。
猫がびっくりしていて、妹が起きていた。
布団を敷こうと思ったらお母さんとお父さんを起こしてしまって、ちょっとだけお父さんの隣に横になってみた。懐かしかった。最高だった。
部屋に戻り布団を敷くと、妹が
「最近おもしろいことあった?」
とか
「あの映画がおもしろかったよ」
と、話してくれる。
わたしは
「うーん、もう、おもしろいことしかないよ。ホント大変だ。」
「そっか絶対みに行くわ」
と、返す。
頭がパンパンで上手に答えられなかった。
それからお腹すいて眠れないと妹言って静かになった。
こうやってガツガツと毎日を、ガツガツと文章を書いたり、写真に寄りかかっているけど、結局、丁寧に写真を撮ったり、丁寧に思考を練りそれを文章に起こしたりする人には絶対勝てない。
王道へは走らせてもらえないから、自分のやり方を貫いてガードを作り王道を爆走するしかない。それで大体捕まってぶっ飛ばされてしまう。
それでボロボロになるんだけど、この状況をどうやって言い訳すればいいかわかってしまう。
だからもう一度別の王道でやってみる。
自分のこと以外なら、大切にしたいことが本当に沢山ある。そしてみな大きいから困る。
自分はどこまで自分なんだろ〜、という問いはよく見かけるけどそんなことより、わたしは自分以外の人がどこまでその人なのかが気になる。
でもそんなの絶対わからなくて、その人のまとう空気から全部をぎゅっと抱きしめていたいと思う。
世の中は愛に溢れているんじゃなくて、愛おしさに溢れているなあ、なんて。
、
なあーんてね……!
ごにょごにょごにょごにょ…