春がすてきで、すてきな友達が一気にできたり、そういうことを言える人が、聞いてくれる人がいたりする。
嬉しいことが一気に起こったので、大きな塊をバラしてひとつひとつの形を舌で目でなぞり、それからじわりと噛み締めていくのがむずかしい。
すてきなこともうれしいこともペースが早すぎるともったいなくてそわそわしてしまうみたいだ。
しあわせだと感じると男の子はそれを何か怖いものだと思ったり、こんなんじゃダメだって突き放したりしがちだなと思うのだけどなんとなーくその気持ちがわかったような…いや…でもきっとわたしはわかってないんだろうな。
そんな手放すとかもったいないことしなくていいのに!と言うよりしあわせには中途半端な姿勢はいらない!自惚れちゃえばいいんだよ!と一声かけてあげたい。
いろーんなことがあってのひとつ、ご褒美だから、これを頑張ればおいしいビールが飲めるとか、甘いお菓子がもらえるとかそういうふうな原動力にすればいい。甘ったるくてクセになるよ!
実際わたしはそういう気持ちだなあって思いました。ハハハ…!
…
…恥ずかしい…よね…恥ずかしいことばかりだよまったく!
だけど、言い渋ったらダメよね。ポジティブな気持ちとかあたたかい気持ちは特に。
恥ずかしがるのは言ってからでいいのよ。言おう、とりあえず言おう。
それから恥ずかしがろう。
わたしはそれをわたしの全部で聞きたい。聞かせてほしい。
かっこ悪いだなんて絶対に思わないからさ。
ね!