映画を見たいなと思ってfilmarksを開いた。
映画を見たい気持ちとfilmarksは違った。
河瀬直美の映画がyoutubeに上がっていたのを思い出して、もがりの森を見る。
途中で雷が鳴った。
映画を止めて洗濯物をしまった。
寝袋にすっかりからだをおさめて映画を見たらいいのかなって思った。
夕日を眺めていたら、日々を愛おしいと思わざるを得ない理由が、なんとなくわかった。
見なくてもいいんだよな〜夕日が最後まで落ちていくのなんて。
でも最後まで見た。
まんまるで目が離せなかった。
絵の具を使ってこの夕日の色を描く時、わたしはどうやっていいか全然わからないなと思った。
写真は簡単だなあ、まあでもそれもいいね。だから続けられるみたいなところあるね。
でもこんなのまだ全然序の口なんだ。もっとずっと地面のスレスレまで夕日の見える場所もきっとあるし、見たことはないけどきっとあそこなら見えると思う。
目に見える小さな虫、夕日を避ける中央病院の窓、遠くのマンションの窓。
「みんなどんなセックスしてんのかなあ」って呟きと椿の花や木の枝をなぜか急に思い出した。
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こっぱずかしくて、おかしくて、ふふふと笑ってしまう。
駄菓子についてくるおまけみたいに子供騙しでちゃっちくてそれでもワクワクする。
わたしはそれをいつまでも引き出しにしまっておく。
雑な塗装も、雑な作りも全部抱きしめよう。
ダメな部分は最高な部分でカバーしていこう。
バカみたいに綺麗じゃなくてもこの景色を誰かと見たいと思ってしまうんだよねぇ〜〜〜