地球のある世界っているのはやっぱり球体になっている。
夜空にはそう書いてある。
遠くに光る星も、その上を重なる雲も全部球体の丸の上にそれぞれの座標に居座っている。わたしが進むとレイヤーも動く。地球も丸く回っている。
冬の夜はいい。いろんなことが研ぎ澄まされている。
今日は何週間も前からしたかった模様替えをやっとした。
意外といらないものがたくさんあって可笑しくなる。それでも全部に名前がついているように思える。使いかけの目薬。使わないメモ帳、片方だけの靴下、写真の山、ずっと開いてない本。そんなものばっかり。みんなみんな何かを教えてくれる。
自分以外の全てのものは先生だな