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むらたえりこです。

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四度目の緊急事態宣言:21日目

気がついたらさ、8月になっている。

 

「女は上書き保存男は名前をつけて保存っていうじゃん?」っていう会話を盗み聞きした。

上書き保存?ノンノン

データを印刷してバラバラに千切って、燃えるゴミにする。地域のゴミ処理方法で結構です。

データをゴミ箱に⌘delete。そしてゴミ箱を空にし、一度でも保存されたクラウドの元HDDをアマゾンの山奥までぴゅーっと飛んで行ってぶっ壊す。

わたしはキャプテンマーベル。ブリーラーソンってワケ。

 

こうして、自分が他の誰かから守られなきゃいけないことなんてないよなあと確認し、明らかにし、確認できたそばから側溝にブチ捨てていますのでわたしの生活圏内には様々な怨念の死骸が落っこちております。

それを確認したい場合、三度目の緊急事態宣言まで遡って見てみてください。

(((^ゲラゲラ^)))

 

 

昨日ははなちゃんちで目覚める。

寝過ぎたー!と、セミダブルの布団で目が覚める。

何時かなあと時間を確認すると、8時半だった。

手足を広げ、斜めに大きく横たわっていた。大きい布団ってよく眠れるのかな!いいな大きい布団!

 

朝起きて、わたしは溜まった洗い物をしシンクやコンロをピカピカにする。

はなちゃんにはコーヒーを入れてもらって朝ご飯を準備してもらう。

朝ご飯を食べているときに、なぜかふと多摩湖のことを思い出し「行っちゃう?」「行こう!」ってテンションで出かけることにする。

昔近くに住んでいたというゆみちゃんに連絡するとすぐ返事が返ってきて地図まで送ってくれた。

 

はなちゃんにTシャツを借りて、ふたりともばっちり化粧をして家を出る。

駅に着いた頃には汗でぐしょぐしょになり、疲れてしまった。駅にあるスタバで涼み電車に乗る。

 

国分寺で乗り換えるときに鳥のフンを踏んで滑って転びそうになった。

サンダルの底の凸凹に鳥のうんこが綺麗にハマっている。

 

狭山公園という名前の公園に着き、あっという間に狭山市に来たのかと思い狭山にいる親戚に連絡してみたが、狭山公園は東村山市らしい。

 

遠くで鳥が鳴いているのを聞いたりして、湖の堤防にかかる階段を登っていく。

上りきったときの景色が忘れられない。

こんなに遠くをみたのは久しぶりだった。どこまでも見えるような気がしてしまう。

 

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何時間でもみていられる景色だったが、周りに日差しを遮るものが何一つなくて暑すぎて早々に避難する。

遠くに見える展望台目指して歩いたが、麓まで来てこれは西武遊園地のものだということに気がつく。入場料は4000円。やめた。遊園地の臨時入り口みたいな木陰の涼しいところに座る。

 

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階段でベビーカーを大変そうに運んでいる女の人がいた。少し上の方で男の子と、赤ちゃんを抱っこした女の人がいた。

男の子はベビーカーなどヒョイッと運べるような年齢で、手ぶらだったのになんかぼうっとみてる。なんだこいつ死ねよと思いながらベビーカーを運ぶのを手伝う。

持ちますね〜とベビーカーを持ち上げたので、女の人はびっくりしていた。

ありがとうっていうのが下手な人っているよね。

 

知らない人に優しくするのとか優しくされるのが好きだ。

優しくされたいわけでも、優しくしてどうとかではないけど、知らない人に知っている人と同じような対応をすることが面白いなあって思ってる。

なかなかないから、そういう機会があれば知らない人と喋り、知らない人にありがとうと言う。

 

ちょっと涼んでから、また狭山公園の中を通って駅に向かう。

風の広場と名前のついたところでは、本当に風吹いていた。

 

体力を温存して、電池切れになることなく1日を終えたかったので、もう一度湖を見ずに電車に乗った。

改札の前で死にかけていたクロアゲハをはなちゃんは木のほうに運んであげていた。

 

帰る途中の電車ではなちゃんは電池切れになり、ものすごく小さい声で喋っていて可愛かった。

国分寺バーミャンに行き、二人で宴会をする。こういうときにお酒を飲む人に合わせてピールを少し飲んでのぼせたりしなくていいのは楽チンだ。

トマトを食べては感動し、味付けに舌鼓を打ち、酢豚や回鍋肉、餃子をお米と一緒に食べた。最後に杏仁豆腐も。杏仁豆腐小さい時は嫌いだったけど今大好きだな。スイカも。

 

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元気になったので雑貨屋さんを見て5000円のラグを買うか迷い、309円のかわいい配色のボールペンだけ買って帰った。

はなちゃんのおうちまでバスで帰った。バスの中で足の裏の皮がむけていたことに気がついて、はなちゃんに見せたりした。

 

家についてから、眠いのを我慢して家を出てふたりで自転車でわたしの家まで帰った。

 

帰っている途中頭に何か大きめの虫がポテっと落っこちて、パニックになりかけたが虫は暴れるわけでもなく静かに二の腕にぶつかってそのまま地面に落ちたらしかった。

怖かった。

大きな声で、怖かった!!!!!オイ!!!!!ふざけんなコラ!!!と何度も言った。

鳥のフンを踏んで、頭に虫が落ちてきた。

 

わたしの家に二人で帰って、プロレスを見ながら辛いラーメンを食べ、はなちゃんは女の園の星を読んで爆笑していて、わたしはさつきとゲームをして寝た。

 

すぐ眠れた。

 

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こんな道を通った。

虫が飛び出してきそうで怖かった。

怯えていたらおじさんが現れ、「こんにちは。」とお辞儀をした。

なんかゆるキャラみたいなおじさんだったな。

 

森で虫に襲われることはなかったけど、街で虫が頭に落ちてきた。虫。こわいなまじで。