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むらたえりこです。

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10/1

生理前と言うこともあってずっと眠い

でもそれだけじゃない。外の匂いとか、涼しくなってきたのとかいろいろある。

 

ちょっと前から「A子さんの恋人」と言う漫画を人から勧められていた。

デート相手とこういうことがあったんだよね〜と下村さんに話したら

「A子さんの恋人みたい〜あんなスルメ漫画ないよ!」と力強く言われていた。

ツイッターとかでもよく見かけていたし、読んでみようかなと思うことも何度もあったが、読むに至らなかった理由がある。

1巻がでた当時(7年前)単行本を買ったんだけど21歳の自分には

お姉さんたちはなんかこんなよくわかんないことを悩んで、こぢらせてるだけヤレヤレ」みたいな風にしか映らなくて7年間その印象を受け続けていた。

しかし最近本屋のバイト中に補充で入ってくる本たちの中にA子さんの恋人が何巻かまとめて入荷してくることが多く、うーんこれはいいタイミングなのかも...と思い働きながら読んでみたけどやっぱり「なんかよくわかんない恋愛の話だ...読んだら辛くなりそうだからやめよう」とそのままビニールをかけ、他の漫画と一緒に積んだ。

それから何日かして、本屋でバイトしている時にバイトのペテランお姉さんから

「最近どうヨ〜」と聞かれたので

「デート相手が国に帰ってから調子がいいです。考えなくていいって言うかマジで楽です最高です今」

と、答えた。

するとお姉さんは爆笑し始めた。

なんでそんなに笑うのかと思っていたら

「リアルA子さんの恋人じゃん!わーまじですごいわー」

と、言われた。

「うわー!すごい!最近A子さんの恋人に惹かれているけど読んでないんですよね」

「え?うそでしょ?今すぐ読みな?マジで読みな?」

「じゃあ今から休憩中に一巻読みます」

と、休憩中に一巻を読み切り、帰りに三巻まで買って帰った。

次にバイトに入った時には店にある分の6巻まで買って、近くの喫茶店で読んだ。

俺は、だいぶ喰らった。

帰り道に「ゔー!」と唸り声を上げげきなき赤ちゃんの顔を一瞬だけしてふと我に帰る、というのを繰り返し続ける。

漫画を読んで、わたしは自分に嘘をつき続けていたことに気がついて、その、情けないと言うか、悲しいと言うか、これからはもっと自分を大事にしなきゃみたいな、裸の恥ずかしい決意を持てたことが嬉しかったのもあって、わーんと泣けなかった。

今のことが好きになれたみたいな、街の輪郭がはっきりし始めて。

この気持ちを自分の外に出さないといけない!誰か!だれか!わたしをこの世につなぎとめてくれ!と、さつきに連絡したら新宿にいると。しかし新宿に出る力はわたしにはなくて、そうしたら西荻まで来てくれるって言うから、千鳥でご飯食べた。

「自分に嘘ついてたんだって気がつけた。それで泣きながら帰ってきた。」

「あーそうか、気がついちゃった?そっかーそれはよかった。やっと気がつけたんだね」みたいなことを言われた。

「えー!気がついてたなら早く言って欲しかった」

「でもそういうことって他人から言われてもハァ?ってなるだけじゃない?自分で気がつかないと分からないじゃん」

そういわれて涙が出てしまった。自分のバイト先で泣くとは!幾ら涙脆いわたしでもそれはまずい。

でも別に泣かなかった。ここまできて出てくる自分のポジティブさにがっかりしてしまうよ。

今日はいい日だねとコンビニでトイレに行ったりアイスを買ったりしているとその瞬間、そのデート相手から連絡が来て大テンパリ祭りをしていた。

「やばいこのタイミングで連絡きた」(せっかく自分の法に意識がシフトし始めていたのに、連絡なんか来ちゃったもんなら後髪はおろか体ごと今までのテキトーーで自分の本当にやりたいことを考えずに他人の波に乗ってぼけーっとして、自分ってなに...????!!!ハァ???!!?!?!?ってなっちゃう..........!!!!ソンナノイヤダ!!!!!!)

「いや、別に嫌いになったわけじゃないんだから焦んな!」

「アハハ!!!ほんとだ〜」

 

6巻で終わるとばかり思っていたが、最終巻は7巻。一気読みしたけどまだまだ続きがあった。おかしいなと思ったら7巻は重版してなくて、店には入ってこないのだ。どうりでないわけだよ。

1日経って読め!!!って勧めてくれたバイトのお姉さんに感想を伝えると

「終わったら阿佐ヶ谷に買いに行きな!阿佐ヶ谷が舞台で阿佐ヶ谷の本屋が在庫切らしてるわけないんだから!」

と、言われた。

ちょうど高円寺か阿佐ヶ谷などを散歩してみようかな、西荻ってなんかモヤがかっていて暗いんだよな引っ越したいなと考えてた。

退勤し、阿佐ヶ谷まで歩く。その道のりも良かった。なんだか、気分が良くてやっぱりあんまりモヤがかってなかった。なんとなくぼうっとしていて青梅街道をまっすぐきてしまったところで小道に入る。ああなんかいいな。引っ越したいかも〜とか考えながら駅に到着し、7巻を買って電車で家に帰った。

普段電車に乗らないから、こう言うちょっとの移動が楽しい。家に帰り、7巻を読んだ。今度はゲキ泣き赤ちゃん顔では済まず、ゲキ泣き赤ちゃんした。

なるほど、スルメ漫画とはこのことか。

ところで下村さんはイカ好きなのかな。喉が痛くて死にそうな時にどうしてもサキイカを食べたかったから食べてみたら塩気が喉に刺さって死んだって話も聞いたことある。

 

 

本当はもっと書きたいこといっぱいあったんだけどな。

制作に気が向かない理由とかわかったんだ。とにかく自分に向き合ってからだって思うんだよね。

 

松本大洋の漫画に赤いスイトピーが流れていたので聞いてみたら歌詞がキモすぎて無理だったとか、

ラジオを聴いていたいのに、ジョンカビラの日は週一回しかないし、他の人はキモい曲流すしとかいろいろ思ってました。BBCとか見習って欲しいなっておもいます。

 

自分にわがままになる練習をして、今年中にはなんとかしたいな今の自分の問題。

 

あーたのしみです来年あたりが。