久しぶりに都心に出た。すれ違う人はみんなスーツ、白と黒のコントラストがザクザク歩いて来た。 お店の店員さんは自分はこの店に関係ないですという顔をしていてすごく嫌だった。全然知らない人が関わって来るだけで大変だったりするのにその人たちがだらり…

たまに慣れない電車に乗ると乗り過ごしたりする。 風が強くて木がバサバサ揺れているのに生命力を見た。 朝から着てるシャツは食べ物の匂いとか汗の匂いとかタバコの匂いが染み付いていてそれがわたしのものになってる。 いつもよりふわりとすてきな気持ちで…

チャリで蕎麦を食べに行って、それからミスドに行ったりバイトしたり、そのあと飲みに行ったりして1日を過ごした。 あなたがどういう人かとか、私がどういう境遇だとかそういうことの色々が本当に少しだけ無駄だなあと、もったいないなあと思う今日この頃。 …

目が覚めてケータイの電源を入れると、わたしの人生史上最も魅力のない男から電話があったようだった。5時39分に。 1年くらい前からしつこく連絡をよこしてきたのだけど、その度に会う気はないと言い続けてきた。しばらくすると連絡も来なくなりさりげなーく…

何か書こうと思ったんだけど、近くで女の人がきゃーと言ったのが聞こえたので緊張して忘れてしまった。 電話をしながら食べたあの大きくてあまーいガムが今食べたい。 そうか、そうでないか、でしか物事をわかることができないひとは貧しいと思う。 正しい方…

幸せなことがたくさんに増えてそれでもなんとなくまだまだだと思う。かかってこい。全部を味わいたい。 でーもね、でもねそれでも日常は変わらず進んでいく。 かんっかんに熱くなったスプーンをぎゅっと握ってしまい指先を火傷。最初のうちは大丈夫かと思っ…