昼。
みんなで大きい部屋で寝てる。
わたしは、なんでこんなに映画みたいなことが起こるのかなって金髪の男の子と一緒にいるときに呟いた。
金髪の男の子はうーん、なんでってねえ…と諦めたような声で答える。
みんなが車に乗ってご飯を買いに行くと言うのでわたしは残る。するとその金髪の男の子も残ると言う。
あとは、いつも寝ている女の子が寝ているので布団に入ったままだった。
みんなが家から出て行くと男の子は体近くに寄せてきて髪の毛を撫でてきた。
こう言うのはもうやめようと思っていたわたしはだまって手を払う。
どうしたの?と聞かれて、ううんなんでもないよ。と答えながら手を払い続ける。
ごめんもうこう言うのやめるんだ、ダメなの。ごめんね。と言うと
そうかそうか、でもわかるなあみんなの気持ちが。もっと知りたくなっちゃうもん。もっともっとって。と撫でる手をやめない。
この人はきっともう叶わないとわかっていてそうするんだなと思ってわたしはもう何もしなかった。
それからみんなが帰ってきて、わたしは居心地が悪くなってトイレに行くんだけどみんなからの視線がまた居心地の悪さを加速させて、居ても立っても居られなくなって仲のいい女の子うぃを1人連れ出して散歩に出かけた。
海沿いをサンダルで、防波堤の上を歩きながらその女の子と話した。
「どうだったー?」
「うーん、なんか、よかったかなー、でもまただなって思っちゃった笑。」
「アハハ。そっかあ。」
って漫画の終わりみたいに夢が終わった。