生きていくことは死にゆくことにもつながっているじゃないですか、だから本当に死にたくないと思っているわけでもないのに、なんだかたまらず悲しくなって死にたくないと心の底から思うことがあります。それは寿命を終えると言うことではなくて、ここからいなくなることとか、体のこととか、環境の変化とか色々あります。
だからすごく難しいんだ。
カッフェのバイトの人が見たらどう思うかはわからないけど今日バイトに復帰して思ったことを書きます。もうそれだけわたしはわたしが大事なんです。プライドとかじゃなくてさ。本当に。
わたしは骨折する前に、開店前の掃除でトイレをやることが多かったです。それはなんとなく、時間配分やらなんやら考えてくれた他のアルバイトの人たちとの兼ね合いにもよるんですけど。本当になんとなく。でもなんとなくの中にはみんながやらないこと、やりたがらないことを率先して、というかまあ普通にやろうって思うんです。
だからトイレ掃除をするときに、手を洗う洗面台を激落ちくんですごく綺麗にしていました。大した汚れじゃないけど、やればたちまち陶器の洗面所はぴかぴかに。水の流れはまろやかに見えるのです。
それがとても好きで、わたしはいつも洗面台をピカピカにしていました。
そして、今日復帰して久しぶりにその洗面台を磨くことになりました。
すこし、そんな予感はしていたんですけどその洗面台は端々がちょっと茶色く汚れていてわたしはそれを見て
「ほらみろ、バーカ」
と小さく思いました。
大きな怒りではなくボソッと呟いたんです頭の中が。
なにがどうでバーカと思ったとかではなく、わたしがやってるのはこれくらい他人にはどうでもいいことで、届いた荷物を開けてあるべき場所にしまって、ダンボールを小さくたたんでも、白い綺麗なトイレを掃除することも、みんな気がついてないんだ。
わたしがやってることもそうだし、いる場所も、そんなもんなんだなって思ったら家が近いと言う理由で四年も働き続けてきたことが心底アホらしくなってしまった。
忙しい日には、みんなより早いと自負している洗い物をガチャガチャと一瞬で片付けたり、あれをやりながらこれをやったりとか、言われる前に仕事を引き継いだりとか、調子の悪そうな人にどうしたんですかとか聞いてまわって。アホらしいなって本来わたしはそう言う人かもしれないけど、そういう人柄を演じなければ自分が伝わらないって場所にいることはキモい。語彙力がないのではなくて体感でほんっとキモって重っちゃった。
仕事ができるとは思ってない。ただみんなより慣れた風できるし、早く動けるからいいやって時間ギリギリにきてちんたら準備してたりもしたし、気に入らないことはみんなに言いまくって聞いてもらいまくってた。
やりたいようにやっていただけだけど、意外と色々考えてそう立ち回ってただけでなんか苦しいなって。
誰しもが自分のやることに責任と、言うか誇りをもって矛盾なくやらなければいけないとは思うけど、何をいっちょまえにただのバイトがそんな責任感を持って、店を回さなきゃって思ってたんだろうってアホかって。思っちゃった。
みんなのことは大好きだけど、なんだか急に冷めてしまうのは大人になったから。会いたいと思えば場所を変えても会いにいくし。
わたし意外と上っ面できてるのかもしれないね。コワー。
ただ上っ面の方がいい人なんだね。仲良い人のことはどうしてもいじめたくなっちゃう。かわいさが爆発してるからつっつきたくなちゃう。いじりまくっちゃう。爆発は、もう止まらない。大好きな人よ。大好きだ本当に。
さあて、最近。気に入らないことが多い。
枕詞としてなんだかって言っちゃう癖もきもいと思う。
わたしが誰かを鼓舞させることなんかできないよ、わたしそんなに自信ないし。向上心もないし。
こうやってざわざわした文章を書いているけど、心の中はぽやぽやしている。わたしの心の中自体はとても穏やかで愛するものへの愛で溢れている。
だけどなんかざわざわしてる最近。
人のことを見つめられない時って自分のことが好きじゃない時なんだよね。わたしの中でこれは完全に覆らないよ。
でもほんとマジでムカつくんだよねなんだこれ気に入らない。
ホルモンバランスのおかげですか?運動不足の仕業かい?
お金がないからかもしれないな...つらいなそれは馬鹿馬鹿しいな。
さつきアイススケート行ってくれないかな。骨折怖いけど、もう大丈夫だよねきっと。死ぬかな。