夏のことがとても嫌いだったけれど、夏が終わってしまったことは少し寂しいよね!
あの夏の夜にする散歩。夜に見る大きなひまわりのこととか思い出すと泣きたい気持ちになる。
それでも大丈夫。もっと大げさに冬の格好ができるようになったら、もっと全部良くなる。
ただ、この部屋で過ごす寒い日々のことを知らないので少し頼りない。自分のためだけに払う公共料金はなんだか味気ない。暖房代とか気になるよなー!絶対!
ガスストーブの栓があるので、せっかくだからガスストーブ買うのもいいのかな。ああ、あの柴崎のリサイクルショップがないから心許ないなあ。
ああ、始まったばかりのこのふわふわした日々にも頼りなさがあるし。
ああ、あれは1ヶ月前のことだったのか。早めの時間に待ち合わせて、緊張してさらに胃が痛くなってて、飴を舐めたり音楽を聴いたりして気を紛らわせて、あーどもどもってやったりして「ピアス見てくださいー!かわいいでしょーえへへー」ってやって、お酒を飲みに行って、茗荷食べたり岩牡蠣を食べたりして他愛のないことを話して。
色恋の話が盛り上がると、後天性の個性が失われていってしまう気がする。
文章を書いたり、写真やったりすることとかやらなくても良くなっちゃう。
自分1人でも死なないためにやってた、いや、やってることなのかな。こんなことしてたんだよって彼に話したら悲しい顔していたことがあった。過去形にしちゃダメだよね!!!
あああ!
わたしはこれから文章書いたり、写真撮ったりできるのだろうか。
本当は踊って暮らしていたいそれだけでいい。踊りながらコーヒーをいれて踊って、ご飯を食べて踊って、眠る。それができればいいだけなんだけど。
自分にしか出来ないことがあるんだとしたらそれは生きていくことだけしかないと。写真でも文章でもない。贅沢だよね、何かできることがあるって。