🌔

ちょっと前まで気持ちが盛り上がっていて，ロマンチックだった。ワクワクしてドキドキしてた。いろんなことに。

公園での話、好きな場所の話、あたま、からだ、こころ。

しかし、今朝から掌を返したように超現実にいる。こころが。

さっきまで人が家にいた痕跡とかが気持ち悪すぎる。全部洗濯したい。と思ったらこの天気だ。

夜道が気持ちいい。

あなたはよく眠れましたか？知ったこっちゃないのに脳みそがそういうことを考える。クセだよなクセ。

ただ、こういう現実とロマンスの間にいる時っってだるいけどなんかおもしろいよ。

帰り道で貝殻見たいなものが転がってるのを見た。よく見たらカタツムリだった。

カタツムリって貝殻を持って生まれてくるのかな。神秘的だ。わたしが大したご飯を食べなくても骨が治ったり歯が生え続けていたりするように彼らは貝殻を持っているのかな。

ねえ、一緒に暮らしてみないかい。その貝殻の中で。

新しい髪型を似合い過ぎてると褒めてもらえた。友達になりたいなと思ってた男の子に「髪切ったんですね。ずっと言おうと思ってたんですけど」って帰り際に言われた。

ドキドキしながらも、今日が終わっていくことしか見つめられない。

どうでも良い人と分類して良いかわからないような人との会話が心地よい。優しさの部分だけが剥き出しになった人の心が見える時、なんとも形容し難い色が見える。あたたかい色というか、ちょっと白を混ぜたようなセロファン。

意識が飛ぶときは水色だ。太陽の光が通す色が目の前に広がっていく。

朝ご飯のことを考えるのがつらい。

食べたいけど、朝食べたいものがない。パンが特段好きじゃない。ひとりで食べるお米が難しい。そんなこと言ってると夏バテする。

人の作った朝ご飯を食べてから俺はおかしくなっちまったのか。

生理前じゃなくて生理中に感情の起伏がキモい。一体どうしたんだよ。

感情に体を乗っ取られている時ほど気持ち悪いことはないな。こんな気持ちは映画の登場人物にでものせて消すのが一番いい。

ああ、早くガイコツのセーターが着たい。

あなたの気持ちの答え合わせをしたい。

わかりたいだけ。

君はどうするんだい？

わたしはここで固く目をつぶっているしかない。喉がザラザラしている。理由を考える。

合点がいく。

最高だ。

体に言葉が流れてくる。

ここにない意識が何かを引っ張ってきている。

雫は月の味だ。冷たい。

誰かの1番になんかならなくていい。順番をつけないで。でも何も言わずに消さないで。

ラベンダーの香り。勝手に伸びるネギ。お前を食べたくはない。

人間に対する愛着という感情がよくわからない。大きな音の輪の中で生きていたい。

ゴミ出しする時の気持ち。野菜の皮を捨てるんだ。

脱ぎ捨てられた服。湿った靴下。汗ばんだ頭皮をかきあげる。汚いのが嫌だ。

夏用にと買った掛け布団のことが嫌いだ。全然好きになれない。こいつのことをわからないまま、俺は死ぬんだと思う。

自分よりでかいものが見たい。自然じゃないもの。自然に対する愛着もない。

みんなこぞって野山に出かける意味がよくわからない。今は夏だぜ？

チャットモンチーをききたくなるのは、あの頃と変わらないから。