この世には存在しない本当じゃない物語でわんわん泣く自分のことを今日は不思議だなあと思った
いつかのわたしのためになると思っていたベッドを今日粗大ゴミに出した。というか、彼に外に出してもらった。1200円分の粗大ゴミ処理シールを貼って。
おばあちゃんが引っ越し祝いしてなかったから、とお金を出してくれたベッドだった
今日は自分のこともやって夜ご飯もちゃんと作って比較的うまく行っていたはずだったのに、なんかこううまいこといかなくて一緒に住んでいる彼がパンクしてしまった。
わたしは別に自分が悪いとも思えなかったけど、つらそうな彼を見ていると、わたしのせいだってされてるみたいで居場所がなくなった。
外に出てみたらもう上着はいらないような空気で、季節に抱かれているようだった。
外の世界がまだあることにほっとしたけど、またとりあえず家に帰らなきゃいけない。
なんというか、辱めを受けている気がする。