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むらたえりこです。

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2020/11/10

バイト前にざざっと押し入れのものを全部出して、突っ張り棒をしたり、棚を上下入れ替えたりして割と大掛かりな片付けをした。

初めて手に入れた押入れの印象は、頼もしいけどどんくさい。です。

 

バイトに行くと、沖さんが東京のコロナ感染者数のことを随分気にしていて、わたしもう全然コロナのことなんか忘れてた。

マスクをしていないとなんかちょっと虐げられてるような気持ちになるだけで、なんでそうなのかもうあんまりわかんなくなってた。

Gotoだとかイートだのトラベルだの言うけれど、結局チートが好きな人たちだけが盛り上がっていて、いくら自分たちが払っている税金だからといって、きもい制度を使うことに抵抗がある。死ねばいいのに。

 

お客さんの入りは少なかったけど、お客さんもいつもと同じ感じで日々を過ごしているんだと思う。わたしもそうだし。

終わる頃になって彼が千鳥に来た。わたしは中だったのでちょっと安心した。こういう時緊張して手が震える。

野村くんが銀だらの煮付けの汁をわたしのジーパンにこぼしてしまったんだけど、それがもう可笑しくて。他に気を取られてたら自分の持っているお皿のことがわからなくなってしまったみたいで笑っちゃった。最近の洗剤ってすごいから大丈夫よ。

 

バイト終わって、ゆりのさんと彼と三人でちょっとお酒飲んで楽しかった。

ゆりのさんを駅に送ってから彼の家に行く途中、最近離婚したと言う知り合いを見かけたのでそう言う話をする。

別れるだのなんだのっていろいろあるけど、結婚という形で一緒にいなくてもいいのかもね。と、彼が言う。

わたしは結婚っていう制度に近代、メリットないしね〜と答えると

じゃあどうして昔の人は結婚したの?と質問され、どもる。これを言葉で説明するの難しくない?フェミニズムとかエクスキューズと二つ横文字を使ったりして自分の考えていることを相手に話す。全く腑に落ちていないようだった。昨今の流れがどうであるかと言うより、私情があってメリットがないと思ってることを伝えるとその私情を教えてくれと言う。

いっ...非常に言い難い...

わたしは恋人と言う立場を信じていない。誰かと約束みたいなものをわざわざ交わしてそれを裏切られるのが嫌だ。そう言うことで傷ついても、自分で自分のことを大丈夫にしていくしかない。誰かにつけられた傷を自分で治すって意外と惨めなのよね。そうやって傷が癒えて強くなっていくと同時に他人のことがどうでもよくなってしまう。あの誰かに足して持つ諦めがすごく嫌だ。本当に嫌いだ。人と付き合っていく以上そんな気持ちを抱きたくもないし、恋人は立場に甘えてすぐ裏切ってくる。わたしは人を信じたいし、寄り添って考えていたいのにそれが叶わない。だから、結婚することに対して本当に何も感じていない。いくら失敗したっていいと思うが、その度に自分の傷を自分で修復したくない。もう強くなりたくない。

気がついたら涙がどんどんどんどん溢れてきて、どうして泣いているのかわからなくなった。

なんかおかしいんだもん全部どうでもいいし全部投げ捨てたいのに本当は今すぐに全部を。

それをつなぎとめてくれるような、彼の言葉も態度も全部可愛いもの見てそこを信じるしかないんだなと思った。

 

だいすきなひとよ、だいすきなままでいてくれ。