なにか意欲的な姿勢を見せてから眠りたいと思ったけどまずは部屋の片付けをしないとどうにもならない。
誰も来ないし、誰とも会いたくないし、4時間ちょっとのバイトでヘロヘロになるので部屋が片付かない。今日はいよいよ限界を迎えバイト中に愚痴を漏らしたり、知らんジジイにブチギレられたり、あるお客さんの私生活が気になると話してあれは良くないですね〜と店長にちょっと注意されたりした。27歳、まだそんなことしてて恥ずかしくて消えそうだった。明日の昼のバイトを代わってもらい、なんとか生き延びた。
家に帰るまでの道のり、荒んだ気持ちになりたくなくて歩きやすい靴を履いて靴紐をしっかり結んだのに。歩いている20分が永遠に感じてしまった。頭が働かなくてつゆだくねぎだくのチーズ牛丼をテイクアウトする。ねぎだくの意味も知らないまま。
またちょっと歩いてミニストップで普段買わない味のお菓子を爆買いする。ホットスナックも頼んだ。有料で袋をもらったのに小さいビニール袋にぎちぎちに詰められたお菓子。紙袋で手渡されるホットスナック。もちろん有料のビニール袋には入らない。
家に帰りたい。散らかっててもなんでもいいから。わたしは20分で家に着くからいいし、家に帰れればそれだけでいいと思ってるからいいけど、長時間家に帰れない人がいてわたしの仕事なんかより大きな責任がある人間はこうやって気持ちを追い込んでいくんだなと思った。
わたしだって息が詰まるけど、休みたきゃいくらでも休めると思ってるからなんとかやってける。苦しくならないように頑張れる体力がある。
でも、文章書いたりしてると産みの苦しみに向き合わなきゃいけなくて何かに寄りかかりたくなる。つらかったことを思い出して、その気持ちを抉ってみる。世界も感情も文章で出来上がってしまう。
この気持ちを単語に落とし込んでつらくならないようにしよう。この時間をたゆたおう。誤解されいてもいい。自分だけが本当の自分をわかってればいいって妹が言ってた。強いな。なんか今更泣きそう。
この一抹の悲しさは一体なんだろう。まだ決着がついていない感じがする。
本を書けば、書いたことを言えば、わたしには文章を作る力がある。あなたには何もない。悲しみに沈んでなよと言ったことになるのか。そんなこと言いたいのか？。わたしはこの好きな季節に何を悲しんでいるのか。わからないのがつらいよ。
自分を認められなくて人に相談できない。けど、きっとそんなことない。友達に連絡しよう。きっと強がりたいんだ。やめよう、友達の前で涙を流そう。銭湯にでも誘おう。
心ゆくまでゲームがしたい。心ゆくまでイヤホンで音楽が聴きたい。心ゆくまで本が読みたい。買った本を全部読みたい。アニメを一気に見返したい。漫画ももう一度丁寧に読み返したい。ハイキングに行きたい。郵便局に行きたい。やりたいことがたくさんある。
こめかみの血管が爆発するくらい気張って、書きたかったものを書こう。
うんこだようんこ。出さないとダメなんだよ。
