朝起きたらちょっと部屋が綺麗で気持ちよかった。
ひとりの時は洗い物をして、部屋にあるものを整頓させてから寝たりしている。できるだけね。昨晩ちょっと掃除に精が出た。
32日も経つと、ニート生活も板につく。
今までできなかったことができたり、今まで持てなかった気持ちが持てる。
時計を見てみるとなんと6時半。なぜが目がぱっちり覚めていて、二度寝の必要もなさそうだった。
でもぼうっとしてたりケータイいじったりベランダで本を読みながら足の裏に日を当てたりしているといつの間にか時間が立っていて、気がついたらお腹が空いていた。
朝布団に入っている時は衣替えのシミュレーションまでしたのに。午前中が全部威力的でいさせてくれるわけじゃない。一桁の時までだ。そう大体9時半まで。これはわたしの最近気がついたこと。
お腹が空いた。ちゃんとしたものを食べたい。と、半ば呪いにかかったように目玉焼きだのなんだので昼飯をこさえ食べた。
ひかりちゃんから電話があり、ゲームをする。
明日は雨なので出かけませんかとスプラ部のグループLINEで皐月に買い物でも行かないか呼びかける。
さつきのすばらしいフットワーク。OKをいただき、わたしはゲームを終えて、洗濯を干し髪を整え顔に色をつけて家を出た。
ゴミを捨てるの忘れた。
こんな時に新宿なぞに出かけ、東急ハンズでさつきと大はしゃぎした。上の階から、ワンフロア1時間の計算で。たのしいものをたくさん買った。夕方の集合だったので全部のフロアを満喫できたわけじゃなかったけど、もし100万円使い切る企画を任せてもらえるなら、皆様をたのしませることができるだろうとわたし達ははしゃぎ続けた。
お腹が空いてしまったのに、大体の飲食店が閉店する時間になってしまいわたし達は夕飯と言うほどではないけど二人ともサンドイッチと美味しい飲み物難民だった。
色々見て回ったがどこももうラストオーダーが終わっている。しかしスターバックスは元気にオープンしている...!これは...!と二人でスタバに行く。さつきとスタバって初めてきたかも。
アルコール消毒をして、列に並び、レジの前で店内で飲食できるか聞いた。店員さんは申し訳なさそうな顔で
「あと7分くらいで閉店なのですがどうしましょうか...」
と聞いてくれた。スタバなんぞ!、というかコーヒーがまずいコーヒー屋!と言う認識だったのでスタバの好感度がぐんぐん上がった。
結局7分じゃ好感度爆上がりのスタバもたのしめないので潔くネチネチしながら帰ることにした。
お腹が空いているのでもし万が一電車が混んでいた場合、気持ち悪くなってしまうかもしれないので成城石井でチョコレートとそば茶となんだか美味しそうで押し寿司を買って、さつきとバイバイした。
電車は程よく空いていた。
ガラガラだと逆になんか色々考えちゃう。
座席にゴロンってできるくらい空いてて、窓ももっと大きかったらなどなどそれができないことも含めちょっと忙しくなる。
本を開き、ちょっと読み進めるとあっという間に昨日買った本を読み終えてしまった。
あとがきまで漏らさず読み尽くした。
しかし、
あああうるさい。うるさいのだ
久しぶりに電車に乗ったらよく通る太い声のおじさんと女の人が喋ってる。
でも新宿からわたしのうちのある駅まで、ちょっとぼうっとしているくらいの時間でとたどり着ける。
イヤホンをすり抜けるどころじゃない勢いの声たちをぼうっと聞き流していたら、もう到着していた。降りる間際のなってその人たちが韓国語で喋っていたことに気がつく。
知らない言葉がこんなに大音量で聞けるなんて面白いなあ。なんといか、おもしろそうな内容の話じゃなくて仕事の愚痴みたいな会話に似ていたのは残念だったけど。
道すがら、半袖が寒い。
今日も二の腕は冷やされていく。
昨日はエアコンに。今日は夜風に。
帰ったらさっき買った押し寿司を食べよう。
さわやかな風に酢飯の匂いがのってくる。
プラスチックのトレーに入ったご飯なんてエンターテイメント。でもこれをひとりで食べるのっておかしい。
必要な食事が外で買ってきた何処の馬の骨かもわからんものなんて...。満たされないけど今日はこれでいい。
だけどちょっと良く食べたいからお皿に盛り直そう。醤油も、パックの蓋じゃなくて醤油皿に出そう。
一人暮らしだから、かわいくて無骨な醤油皿を買おうなんて目論んでいたのに、今うちにあるのは100均のやつ。
しばらく醤油皿を持っていなくて、柴崎の家にいる時からずっとソーサーくらいの醤油皿にしては大きいお皿に醤油を出していた。
*
鰤の旬だった頃、うちでお刺身パーティーしようってなった。刺身だけじゃ味気ないからうちにあるものとちょっと買い足してお刺身パーティーを盛り上げることにした。
しかし、うちにあると思っていたものがいくつかなくなっていたので、彼が野菜を切る間わたしは自転車でチャリチャリーンと一番近いスーパーまで行った。
コンソメと胡椒とあと何かひとつ会計を済ませスーパーを出ると向かいの百円ショップと目があった。
珍しく「あ!」と思い出したわたしは100円の中で最大限可愛いと言える柄というような醤油皿を買い家に帰った。
買ってきたものを確認し、醤油皿を見せるといっぱい褒めてくれた。
たかが3つの品物を買ってくるだけなのに彼は何度もわたしに「あれと、これと...」と、確認してくれる。なぜならわたしは突然そういうものを全部忘れたりするから。ひとりでも買い物に行く時はメモを持っていくけど、普段だったら忘れないようなこともいつもよりちょっぴりたのしい時にはいろんなものが目に入ってきてたのしい。気持ちをキラキラさせていると、夕飯の買い物や目的のものを忘れて初めて見たグミだけ買って帰ったりする。家について
「あ、牛乳...。」
と、なる。
もう一度家を出るのも面倒だし、出たとしてもコンビニで牛乳を買うのは少し悔しい。なぜかね。
だからおおはらさんは、わたしが何かを忘れそうな時にチェックしてくれる。間違えそうな時もそうしてくれる。
いっぱい褒めてくれると言っても、さらりとそういうことができる人だからとてもさらりと褒めてくれるのだけど、なんというかそのさらりとしたのをわたしは“いっぱい!”って思う。
すてきなお皿かどうかもきっともちろん大事。誰が作ったとか、何とも言い難いが料理を際立たせてくれる色合いだとか。
でもわたしはこの100均の醤油皿をでもしあわせになれる。
いつも良いものじゃなくていい。なんてことないものを良いって思える理由とか気持ちとかを大事にしたいと思う。
家に帰って手を洗い買ったものを並べて、押し寿司を食べる。
お寿司をお皿に移して、醤油皿も出す。わたしはちょっとしあわせだ
妹と連絡をとりながらご飯を食べる。
久しぶりにテレビを見た。NHKしか見ないけど。
久しぶりに都会に出たとか言うのもあって色々疲れたのか気圧なのか、曇ってて見えない射手座のスーパームーン皆既月食のせいなのかわからないけどお風呂は諦めて眠ることにしたのに、1時間近くかけてブログを書いている。
むらたえりご、本日は23時半には営業終了していたんですけれど。
ブログなんか書きだしちゃって。まあこれは締め作業といったところですかね。
ちょっと長くなりました。
今日もなんか面白い1日だった。
わたしは今日もわたしでした。
わたしは明日何時に起きるのかしら、と、思いながら眠りにつくのが最近のたのしみです。
おやすみなさい!
今日もあいしているよ〜!