ピアス3日目。起きたら歯茎がボロボロになってた。
全然お風呂入ってないわ。わたし。顔も洗ってない。
雨が降っていることが出かけない理由にはならないのに、今日も外に出なかった。がんばれわたし。台所の電気が切れちゃったよ。
よしみちゃんと電話してたらテガミシャで働いていた頃の、まだなにも知らないから無敵だった自分やあの雰囲気を思い出した。
昨晩、さとるさんが3年前のことを思い出させてくれた。現在進行形のエンタメドキュメンタリーだってさ笑!
そういえばわたしそういう人だったな。
あの時の沖縄とみんな。
全員が旅行者を受け入れることができるように見えてまぶしい場所。
会ってみたい人に会える場所。
大好きだ。
普通になるとか普通にたのしむとかすごく頑張ってたな。最近。
普通の人になりたいと思い続けているけど、普通ができるわけないんだ。
最近はずっと自分の普通じゃなかったものね。しばらくずっと。
さあなんかするか!と思ったところでゆうさくから電話がある。
泣いちゃった。
「今度はなにが起こるのかなあ笑」
ってゆうさくに言われてさ。そういえばわたしそういう人だったパート2。
笑っちゃうけど、そんな感じなんだった。
気持ちがあっけらかんとしている。
ヒリヒリと肌にしみるような刺激と、抱き心地の良い安心のある日々を送って、また戻ったと思ったら、すぐにいろんなことがわかった。あっけらかんとするよなそりゃ。
ふと気持ちが明るくなる。
他人を思うことに年月を費やしすぎたけど、わたしはこの日々のことを愛さなきゃいけない。
ただ、愛おしいなと思える。
何もかもが全部パーになるような出来事が起こって、立て直す。というか、立て直っている。
そうすると、またすごいことが起こる。
そうやって変わって行くものと、変わらないものを両方抱きしめる。全部パーになっても全部忘れたことはない。
離れて行く人と、離れていった自分と、いつの間にかどこかにいってしまった人。
そういうものでできてる。みんな。
なんか単純なことだった。
ああよかった矢印なんかいつだって自分の方を向いていたんだから。ずうっと自分勝手に人と一緒にいてその人のことを考えてたんだから。自分のために。
自分に向いた矢印をぶっ飛ばさなきゃいけないんだよね。日々というものに向け直す。
文章を書いたり、写真を作ったりするけど、やり方を知っているだけ。
精一杯できることなんか生きていくことくらいなんだから。