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むらたえりこです。

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四度目の緊急事態宣言:0日目

しあわせだなあと思うこの日常の何も起こってない瞬間に、

「ああ、あの人が今もここにいれば少しの曇った気持ちさえないのに」と思ってしまう。

しかし、その人がここにいてほしいと思っているわけではなくて、この曇った気持ちを持っていたくなくて一番手っ取り早い手段を取って安心したかっただけ。

でもこんなんほんと全然違うんだよな

手っ取り早く安心したいんじゃない。全部ちゃーんと大丈夫になりたい。

普通に戻りたいんだ。不確かなものの力を借りずに。

 

 

昨日は休業前の最終営業日だった。

土曜日ということもあってオープン直後に好きなお客さんがたくさん来た

5時間弱、ずうううううううううううっと忙しくて目が回った。

ギッラギラに晴れてたのもあって顔とか体とかぬちゃぬちゃになった

コロナ対策、政策に呆れ返ったわたし達は「また来月に〜」と身振り手振りを大袈裟に手を振って店を閉めた。

 

店を掃除して看板を入れようとしたら、店の前の通りがもうすごい賑わいかたをしていた。

縁日の浮かれたような雰囲気で、あんなにたくさんの人がこんな狭い通りにいるのを初めて見た。なんというかもう絶景って感じだった。

たのしいこと、なにかをたのしむ気持ちは誰かに止められるものじゃないし、誰かが咎めていいものでもないということを初めて実感した。

 

 

 

 

 

今日は雷や雨や雹がもう思い思い暴れて街をめちゃくちゃにしてた。

ゲリラ豪雨の最中家にいたけど、バシャバシャ音を立てて降る雨や、空からものすごく冷たいものが降ってくる様、世の中で一番でかい音量と勝手に思ってる雷。

圧倒された。ベランダに出て思い切りはしゃいだ。

雨が弱まった頃にさつきは家を出ていった。それからすぐに雲は流れてキラッキラの晴れになった。虹って探さないと見つからないものだと思っていたけどベランダから大きく虹が見えた。

外に出ようとしたらまた雨が降って来た。

けれどゲリラ豪雨とは違う。

絵に描いたような夕立ちだった。

キラキラの夕日にサラサラと音を立てて降る雨。冷たくなった夏の空気に体が喜んでいる。

夕立という言葉がゲリラ豪雨というパワーワードに侵略されて久しい。

あんまりにもきれいな夕立ちをみて涙が出るくらい感動した。

 

なんだか最近変な感動が多い。

制約されているからなのかな。偶然と、感動と、圧倒される感じ。

それがすごいっていうこと以外考えさせてもらえないようなことが起こる。

とうとう脳みそが考えるのをやめたのかなとか思う。

 

 

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雨が上がって散歩に出た。

ガラスに映る自分は今日もいい感じ。

わたしを通り過ぎて行った人たちは全員わたしの物語の中の小さいオプション。

えりこの取り巻きのうちの、そこに残れなかった残念な人たちだ。

人生なんて物語だから。

そうやって生きていることをみんなもきっと知っているから。

わたしから離れていった人のことを考えている暇はない。

寄生に失敗したらみんな死んじゃうんだよ。

頼って頼って頼りまくってたのしく生きていきたいんだよね!

 

今、すごくシンプルな言葉でひどいことを思いましたが言わないでおきます。

残酷な人だと思われちゃいそうなので。えへへ。